言語:

三休橋筋の昼と夜

三休橋筋は前にも紹介しましたが、大阪の中心である御堂筋と堺筋との間に位置する、南北に走る道路です。道路の両脇には、近代的な超高層ビルもありますが、明治時代や大正、昭和初期に建てられたレトロなビルや、昭和の香りがする小さな商店も並んでいます。

今回は、そんなビジネス街の昼と夜の景色をご照会したいと思います。同じ建物でも昼と夜とではずいぶん雰囲気が変わりますよ。

先ずは、オペラドメーヌ高麗橋。明治45年(1912年)に保険会社の社屋として建てられたレンガ造りの建物で、現在は結婚式場として使われています。

今年で創立145年という古い歴史を持つプロテスタントの教会である、日本基督教団浪花教会です。昭和5年(1930年)に建てられた、ゴシックスタイルの鉄筋コンクリート造りの建物の大きなアーチ窓には、ステンドグラスがはめられています。

次は、大正7年(1918年)に竣工し、最初は銀行として、次いでアパレル商社の本社ビルとして使用された鉄筋コンクリート造りの建物です。現在は、既存ビルのファサードが利用された分譲マンションとなっています。

綿業会館は、昭和6年(1931年)日本綿業倶楽部の施設として建設され、太平洋戦争前も戦後も国際会議の場などとして利用されています。

この通りには、このような歴史的価値のあるビルだけでなく、超近代的な高層ビルもあります。

さらに、同じ通りに、昭和の香りを残す個人商店も、これらのビルと違和感なく、調和のとれた感じで並んでいます。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*