日本の秋と言えば何といっても紅葉でしょう。紅葉は春の桜と違って、色付き始めから見頃、さらに散った後も絵になるので、楽しめる期間が長いです。今年もいくつか訪ねてみたので、ご覧ください。
色付き始め
紅葉の始まりは例年、10月中旬ごろだと思いますが、今年は暑い日が続き、10月終わりごろになってやっと始まったかな、という感じでした。
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姫路の好古園は、姫路城の南西に位置し、約1万坪の広さを持つ日本庭園です。
また、書写山圓教寺は、JR姫路駅からバスで20分、そしてロープーウェイで5分ほどで登れる、天台宗の別格本山です。西の比叡山とも言われるお寺です。
見頃になると圧巻ですね。今年は神戸森林植物園、そして京都西本願寺と東本願寺、大阪府能勢町にある妙見山に行きました。
神戸市立森林植物園は、三宮からバスで40分程の六甲山の中にある広さが約140haの植物園です。紅葉の季節にはイロハモミジやドウタンツツジなどが色付き、園の入り口ではメタセコイヤ並木に出迎えられます。園内の中心にある長谷池に写る紅葉は見ごたえがあります。
京都の西本願寺には、御影堂の前に「本願寺のイチョウ」と言われ、天然記念物に指定された大きなイチョウがあります。この木は、低い位置から各方向に水平または斜めに枝が伸び、特徴的な形状をしています。樹齢はなんと約400年と推定されています。また、阿弥陀堂の前にも京都市に記念樹として指定されたイチョウがあります。
東本願寺では信徒の方々が落ち葉のお掃除をされていました。
妙見山にはグループ撮影会で行ったのですが、着いた時はもう夕方で、駆け足で見て回りました。お寺のお坊さんに「あわてんでええで。ここで滑って転んだら、救急車来るの40分はかかるから、気いつけてや。」と言われました。
桜もそうですが、紅葉も別に名所に行かなくても、ちょっと外に出ると見ることができます。この季節になると、見慣れた風景もちょっと見直すこともあると思います。
そして、散った後も、落ち葉の絨毯ができて、これはこれで見応えがあります。ただ、雨が降ると滑るので、お掃除は大変です。
今年は夏が猛暑だったために、葉にみずみずしいが足りず、「去年のほうが見ごたえがあったね」という声があちこちで聞かれました。確かに紅葉してて綺麗なんですが、遠くで見ると広がりがなくてこじんまりしてて、近寄ってみると葉がチリチリしていました。これも地球温暖化の影響でしょうね。
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