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日本民家集落博物館(2)

6.次は「南部の曲家」。旧南部藩の農家で、母屋とうまやとをL字型に繋げた造りから、曲家と呼ばれます。岩手県(南部藩)は良馬の産地で、農家の人は馬と一つ屋根の下で暮らしていました。

  • 冬の日、部屋の中の囲炉裏に火がついていました。

7.「北河内(きたかわち)の茶室」は、江戸時代後期に現在の守口市に建てられたものと推定されているそうです。屋根はかやぶき、ひさしは瓦と銅板でできていて、壁は土壁、腰回りにはひわだが回されています。

8.福井県敦賀市の南部、湖北地方の「越前敦賀の民家」です。このあたりは豪雪地帯なので雪の重みに耐えられるように、頑丈な造りになっています。

9.「大和十津川の民家」です。奈良県と和歌山県の県境にある十津川村は、吉野紀伊山地の中にあり、家は山の斜面をけずって建てられました。そのため、部屋が横に一列に並ぶ間取りになっています。良質な杉を産出するため壁も屋根も杉でできています。

10.「小豆島の農村歌舞伎舞台」。村の神社の境内に当てられた歌舞伎舞台です。毎年、春の田植えと秋のイネの収穫時には、この舞台で村人による歌舞伎芝居が行われたそうです。

さあ、まだまだ続きます。

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