言語:

梅の季節

スマートフォン、携帯電話をお使いの場合、横にしていただくと写真をストレスなく見ることができます。

 梅の花は、毎年早い所では1月下旬くらいからほころび始めるのですが、今年は3月になってもなかなか咲き始めませんでした。梅の開花の頃、すごく寒くなったからかと思っていましたが、去年の夏の猛暑が梅の木を脱水状態にして、そのためになかなか咲かなかったとも聞きました。何はともあれ、3月も中旬になると流石にあちこちで「やっと咲いたよ」という声が聞こえ始めました。
 では、今年最初の花便りは梅の花にしました。

1.水月公園
 大阪府池田市にある水月(すいげつ)公園は、市が管理する面積約4ヘクタールの都市公園です。阪急電車石橋阪大前駅で下車、バスもありますが、歩いても15分くらいで行けます。公園には、梅の他、桜や花菖蒲も植えられ、それぞれの開花時にはたくさんの花見客でにぎあうそうです。五月山の麓にあるため、公園は階段状になっていて、梅林は上のほうにありました。寒梅は、紅白、枝垂れ等合わせて約250本植えられています。見頃は毎年2月下旬頃ということですが、今年は3月1日に行ったのですが、ご覧の通り、ほとんど蕾で、一分咲きというところでした。それでも暖かい日でしたので、花が咲いている木にはメジロがいました。

  • 蕾がいっぱい

    梅林全体はこんな感じ

    枝垂れ梅も蕾ばかり

    白梅

    メジロ

    高い枝に

  • 今にも咲きそうな蕾

    天気は快晴

    紅梅

    ピンクの梅

    ヒヨドリ

2.青谷梅林
 京都府城陽市の青谷地区は、約2ヘクタールに約一万本の梅の木があり、古くから梅の名所として知られています。ここの梅は鑑賞用というより、梅酒や梅干しなどの梅製品にするために育てられていて、多くは「城州白(じょうしゅうはく)」という白梅です。花は小さくてかわいらしく、また実の収穫などの作業がしやすいように背は低く剪定されていています。訪れたのは3月9日で、毎年行われる梅まつりの最終日でしたが、それでもまだ先始め、三分咲きくらいでした。雲龍梅という日本古来の梅があって、枝がつる状にねじ曲がって延びる姿が、龍が雲を突き破って天に昇るように見えることからこのように名づけられたと言い伝えられています。

  • 城州白

    梅まつりの様子

    まつりの会場の梅

    梅の木は低く剪定

    白梅

  • 雲龍梅

    まつりの会場の梅

    梅の加工場

    ピンクの梅

3.大阪城公園梅林
 大阪城公園の梅林は毎年行っているような気がします。1974年に開園した広さ約1.7ヘクタールのこの梅園には、毎年1月~3月頃にかけて、早咲きから遅咲きまで105品種、1245本に次々に梅の花がつきます。行ったのは3月11日で例年だと遅咲きの品種も終わりに近づくころですが、今年は早咲きの花も残っていて、中咲きの品種がちょうど満開でした。中咲き品種は970本ということで、白梅、紅梅でとても賑やかに華やいでいました。この日はあいにくの雨模様で、そのため人出もいつものように多くはなかったです。

4.網敷天満宮
 網敷(つなしき)天満宮は、菅原道真公が大宰府に行く途中で立ち寄ったとされる天満宮で須磨の天神さまと親しまれています。境内には約30種120本の梅の木があります。行った日は3月14日で、快晴で風が心地よい日でした。例年1月~2月上旬に咲くピンクの「紅冬至」の開花が遅れ、その後咲始める「枝垂れ梅」の開花と重なったため、両方とも満開の時に見に行くことができました。

 古くから伝わる梅の鑑賞方法として、「探梅」「賞梅」「送梅」と段階を踏んで変化を楽しむ方法があります。「探梅」は、早咲きの梅を一輪一輪探しながら楽しむこと、「賞梅」は、咲きそろった梅を愛で楽しむこと、「送梅」は、散りゆく梅を惜しみながら見送ることだそうです。優雅な平安時代の貴族の楽しみだったようです。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*