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初夏の花

 初夏の花と言えばどんな花が思い浮かびますか?シャクナゲ、ラベンダー、トケイソウ、つゆ草、色々ありますが、今回はハナショウブとアジサイを取り上げます。

1.ハナショウブ
 この時期、水辺の花と言えば、ショウブの花ですね。ショウブとよく似た花としてアヤメとカキツバタがありますね。花の大きさが違う他にも、適正地や他にも違いがあるようです。特に、アヤメは乾燥した土地、ショウブは半乾燥地、カキツバタは湿地が適した土地だそうです。

 今回は大阪にある城北(しろきた)公園の菖蒲園のハナショウブをご紹介します。ここは有名な菖蒲園で私も毎年行きます。昭和39年(1964年)に開園した回遊式の公園で、面積は1.3ヘクタールとそんなに大きくはありませんが、池の周りにたくさんの花が咲いています。ハナショウブは、古くから観賞用に栽培され、江戸時代から品種改良も盛んに行われていたそうです。毎年、5月下旬から6月中旬くらいに花が咲きます。これは、大きく分けると、江戸系、伊勢系、肥後系、長井古種があるそうです。この菖蒲園では毎年、約250品種、13,000株の花が咲き誇ります。
 大きな池の周りに植えられた花は、品種ごとに名前を書いたプレートが付いています。池の真ん中あたりに中国風の屋根を持つかわいい東屋があり、池の東側にも大きな休憩場があります。年配の方が多めですが、いつ行っても賑わっています。

 種類が多すぎて目移りしましたが、いくつかご紹介します。花の色は、紫、ピンク、白、混合とたくさんあり、紫色だけでも色々な種類の紫があります。花はわりと大きいのが多いので1つでも十分見応えはありますし、何本か集まって咲いているととても綺麗です。

 また、池に写った花も綺麗です。水が澄んでいるので綺麗なリフレクションが撮れました。池にはカモがいて、泳いでいる時もありますが、今日は休憩していました。

  • これは夫婦、親子、それとも兄弟?

2.アジサイ
 アジサイと言えば、私が子供の頃は、道を歩いていてもよく見かける花でした。花は、ちょうど赤ちゃんの頭くらいの大きさで、最初は青色、だんだん紫になり、最後はピンクだったように覚えています。小学生の頃、どうして花の色が変わるのか不思議で、今のようにネットがあるわけでなかったので、図書館で調べたりした思い出があります。(花の色は植えてある土壌の酸性度によって変化するそうで、土壌が酸性であると青色、アルカリ性では赤みが強くなるそうです。)花の見た目も赤ちゃんの頭のような形で綺麗とは形容しがたく、さらに、時間の経過で花の色が変わることから花言葉が「移り気」、「浮気」と、子供の頃のこの花に対する印象は、あまりいいものではありませんでした。
 しかし、最近は品種改良がなされ、いろんな色や形のアジサイの花が見られます。そして、お寺や公園、川沿いなどにアジサイ園が作られ、みごとな花を咲かせ、みんなの目を楽しませています。
 今年は花のお寺として有名な大阪、池田市にある久安寺に行ってきました。阪急池田駅からバスで20分程の山の中にあるお寺では、毎年アジサイ祭りが催されています。最近では池にアジサイの花を浮かべる「あじさいうかべ」が人気を博しているようです。実は、最初このお寺に行った時は時期が早過ぎてあじさいうかべをまだやっていませんでした。どうしてもあきらめきれずに、4,5日後雨の中をもう一度撮りに行きました。
 では、久安寺の境内のアジサイをご覧ください。境内を歩いていると寺が山の中腹に建てられていることがよくわかります。アジサイだけでなく、いろいろな木や花があり、その中からアジサイの花が顔を出していました。二万坪(約6.6ヘクタール、16.3エーカー)の境内を持つ久安寺は、行儀により725年に開創され、豊臣秀吉も参拝した北摂の古刹です。楼門へと続く道の両脇にはアジサイの花がいっぱい植えられ、道はアジサイに埋もれいました。

  • 本房の入り口

  • 手水舎

    本堂

    アジサイがいっぱいの楼門への道

 久安寺の境内に咲いていたアジサイの花です。いろんな種類がありました。雨に濡れた花もいいですが、太陽に照らされた花はキラキラしていました。

  • カタツムリ

 アジサイ祭りでは、お寺の具足池には枯れかけたアジサイの花を浮かべます。これをあじさいうかべと言います。
普段の具足池

アジサイを浮かべると

 池に浮かべられたアジサイの花を見ると改めて大きいなと思います。枯れかけた花も、もう一度息を吹き返したように見えました。

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