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2015年、3月の始め、伊豆半島の伊東に行きました。
熱海から伊豆急線、踊り子号に乗って、伊東へ出発。
富戸駅で降りたら、桜が咲いていました。河津桜という早咲きの桜だそうです。
途中にあった三島神社。創建の年代はわからない非常に古い神社です。
小さな神社だけど、彫刻(透かし彫り)がすごい。
河津桜を見ながら、海に向かって歩くと、城ケ崎海岸に行きつきます。
城ケ崎海岸は、約4000年前に起きた大噴火によって流れて出た溶岩や火山岩が海まで到達し、それが海の浸食作用で削られてできたそうです。この海岸には、全長約9kmにわたる遊歩道が整備されています。この日、私たちは、富戸から門脇灯台までの約5kmを歩きました。
この日は日も照らず、風はビュービューで、寒いのなんのって。
海岸にある石は溶岩のため、黒い色をしています。
海の色はエメラルドグリーン。
このように、岩の色が黒い。
途中にあったぼら納屋。元は海女さんの休息所だったそうです。今は喫茶店になっています。ここで食べた金目鯛の味噌汁のおいしかったこと。生き返りました。
ゴール目指してもうひと頑張り。
こんな道を歩いて、
こんな景色を眺め、
海に突き出ているこんな所にも行き、風に吹き飛ばされそうになりがら、
到着しました。目的地の門脇灯台の下にある吊り橋です。
橋の下は海で、橋は高さ23mのところにかかり、長さは48mです。スリル満点とおもっていましたが、橋は案外しっかりした造りで、安定していました。
向こうに見える白い建物が、門脇灯台です。
門脇灯台。
上に上がれば、360°見渡せました。
富戸駅から門脇灯台までの、休憩含めて約2時間のハイキングコース。歩くたびに景色が変わるコースは飽きることはありませんでした。切り立った断崖と、黒い岩と、エメラルドグリーンの海は、寒かったけれど、来てよかったと思わせてくれました。
伊東に戻って、東海館という木造3階建ての元温泉旅館に行きました。昔は著名人や政界、財界の大物が好んで宿泊した旅館だそうです。昭和3年(1928年)に創業し、平成9年(1997年)に幕を下ろしました。しかし、平成13年(2001年)、伊東温泉観光・文化施設として開館し、今は、建物内部が公開されています。
日本間です。昔はここにお客さんが宿泊しました。(他にも違うタイプの日本間がいくつかありました。)
中庭
モダンアートの会場。
3階の大広間。お雛祭りの季節ということで、広間の端にはお雛様が飾ってありました。
東海館、一見の値打ちはあると思います。
いいんじゃない
寒かったけどね。