姪が「おいしい台湾茶のお店見つけたよ。」と言うので中崎町に行きました。中崎町は高層ビルが立ち並ぶ梅田に隣接する町で、太平洋戦争の戦火を免れた、昭和初期の建物も残る風情のある町です。最近、この近辺は、再開発が進み、カフェ、レストラン、雑貨店、ギャラリー、美容院など、多くのお店ができています。しかし、ここの再開発は、従来の再開発のように古い建物を壊して新しいビルを建てる、というのではなく、古い建物を利用して独自の特徴を出す店を造りだし、それによって町全体としても、とても面白い雰囲気を醸し出しています。
梅田からぶらぶら歩くこと10分、こんな雰囲気になります。
お腹が減ったので、看板につられて、ネパール料理「KANTIPUR(カンティプール)」に入りました。
ハーフアンドハーフセット。2種類のカレーが楽しめました。3人で行ったので×3。カレー、うま。ナンは残ったら持って帰れます。
カンティプールのすぐ近くにある天五中崎通り商店街。交番は「昭和」で、お店はおしゃれ。
商店街をはずれて、横道に入ると、道にこんな落書き?通学路なので、車のスピードを落とすために書かれているようです。
なつかし~い。私が子供のころは、こんなトタン壁の建物があったものですが、姪は「知ら~ん。初めて見た。」と言います。
本日の目的地、台湾茶が楽しめる「雅楽茶(がらくちゃ)」(台湾茶だけでなく、緑茶も紅茶も)。細い路地を入って行きました。
民家がそのまま使われているので、親戚の家に遊びに来たようで、とっても落ち着く雰囲気です。
お店に入ったところのディスプレイ。
水琴窟。
そして、お目当てのお茶。「本日のお茶」、「蜜香紅茶」、「桂花緑茶」(金木犀の花の香)をそれぞれセットでいただきました。
お茶が、口に含んだ時と喉を通る時とで味が変わることを初めて知りました。急須に3回も4回もお湯を入れて飲むことができ、そのたびに味が変わるし、入れたての熱いお茶と少し冷ましたお茶との味や感覚の違いにもびっくりでした。居心地が良くて、いつまでも座っていたかった・・・
そしてまた、こんな雰囲気の通りを歩いて帰りました。
昭和を思い出します
そうだよね。なんか、落ち着く。