奈良市の高畑町に行きました。ここは春日大社に近く、「高畑サロン」として有名な志賀直哉旧居があり、新薬師寺を始めとする神社やお寺もあります。高畑町は、昔、春日大社に勤める禰宜(神官)が多く住んでいたそうです。
先ず、南都鏡神社。この神社は新薬師寺の鎮守のために創建されたそうです。
そして新薬師寺。
境内。
後ろに見えるのが本堂。
これが本堂の外観。
本堂の中には、薬師如来坐像(ご本尊)が中央にあり、その両脇に日光・月光菩薩、それらを12の神将立像が取り囲んでいます。薬師如来の高さは191cmです。神将立像の高さは、152~166cmでほぼ等身大、我が国最古最大の立像です。十二神将の1つが自分の守護神だそうです。写真は撮れませんでしたが、一見の価値はあります。
新薬師寺を出て、不空院に行きました。真言宗の仏教寺院だそうです。
この石を踏むと、そのお寺に参拝したことになるそうです。
志賀直哉邸に行く途中の道です。春日大社からちょっと離れているのですが、ここにも鹿がいました。
志賀直哉旧居に到着しました。この家は志賀直哉自ら設計した和洋中折衷住宅です。この家には、武者小路実篤や谷崎純一郎を始めとする多くの文人画家が集ったといい、「高畑サロン」と呼ばれていたそうです。保存も行き届き、記念館として公開されています。
ここが門。
門から玄関に続く道。
その道から見上げた志賀邸。
玄関にあった額。
色々な部屋。
書斎
食堂
子供部屋
部屋もたくさんありましたが、庭が素晴らしい。
部屋の中から眺めた庭。
庭に出てみました。
庭を区切る塀。
庭の小道。
素晴らしい、だけどどこか懐かしい雰囲気もある家でした。
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