京都の宇治市にある三室戸寺に行きました。このお寺は、今から約1200年前、光仁天皇の命によって建立された、西国十番の観音霊場です。ここは、また、花のお寺、アジサイ寺としても有名な寺院です。
JRで大阪駅から京都を経由して宇治駅まで、約1時間10分。宇治駅からタクシーに乗り約10分で三室戸寺に到着です。お寺の本堂などは山の中腹に建っています。ここからは歩いていきます。
左下にある橋は、「蛇体橋」といい、雨がふると蛇の影が現れるそうです。巳年の人のパワースポットだそうですよ。
山門までの参道から見えるアジサイ園です。
参道の脇にはアジサイだけでなく、色んな花が咲いていました。
これが山門です。
山門をくぐると前方に大きな階段が見えました。あの階段を登りきった所に本堂などのお寺の施設があります。
階段のすぐ脇にあった「宇賀神」という蛇の神様、狛蛇とも言うそうです。「かわいそうな蛇」を供養するために奉納されたものだそうです。
手水舎。不動明王が立っていました。
境内マップです。
ここに載っている本堂および阿弥陀堂、鐘楼、三重塔は江戸時代に、十八神社は室町時代に建てられたものだそうです。
これは、1814年に再建された本堂です。全体が黒っぽく見え、重厚な感じがしました。本堂の前にはたくさんの蓮が入った鉢が置かれていました。ここには千手観音立像が安置されているそうですが、秘仏で、写真も公開されていないそうです。
蓮の花。清楚な感じで、極楽浄土にある花と言われるわけがわかるような気がします。
本堂に向かって右に阿弥陀堂がありました。元々親鸞の父、「日野有範」の墓があり、その墓の上に立てられたお堂だそうです。
阿弥陀堂に向かって右隣りにある鐘楼。鐘はだれでも撞くことができました。
鐘楼の奥に見えた三重塔です。
本堂、阿弥陀堂、鐘楼、三重塔が一望できます。
この神社は、室町時代に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
神社の手前にある石灯篭には穴があり、写真右の4つはその穴から見たものです。
境内から少し降りたところに石庭がありました。
石庭に続く池泉です。
さあ、いよいよ、この下にあるアジサイ園に行きました。
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