明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
日本では昔から正月が一年で一番大切な行事です。年神さまをお迎えするために人々は、12月20日を過ぎると、家中隅から隅まで掃除したり、色々な準備を始めます。
これとは別に、冬の暗くて寒い雰囲気を解消するため11月くらいからイルミネーションが街を飾り始め、12月25日が近づくとクリスマスツリーやクリスマスディスプレイで街が華やぎます。
クリスマスイベントは12月25日できっぱりと終了し、26日からは正月の準備にかかるのが、毎年見られる年末の日本での光景です。和の文化は欧米の文化とは全く異なるため、音楽や飾り付けなどで醸し出される雰囲気は全く異なります。日本では、4,5日の短い間に異なる2つの世界を味わえます。
では、日本での年越しの様子を見てみましょう。
冬のイルミネーション
毎年11月頃から、日本各地でイルミネーションが開催されます。今年は、大阪城西の丸庭園で行われた「大阪城イルミナージュ」に行ってきました。大阪城天守閣がライトアップされ、それを借景として、「大阪歴史イルミネーション~まるごとOSAKA見に来てな~」をテーマに、戦国時代から現代までの大阪のいろんな場所をイルミネーションで表現しています。
クリスマスディスプレイ
クリスマスが近づいてくると、デパートや大きな商業施設ではクリスマスツリーや華やかな飾り付けが目立ってきます。この時期だけ流れるクリスマスソングも心をうきうきさせるものが多いですね。
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阪急芦屋川駅を降りて芦屋川沿いに5分ほど歩くと、人気のイタリアンレストラン「ベリーニ」に着きます。この時期になると、建物全体にリボンを巻いてプレゼント感を漂わせています。いつも「可愛いなあ」と思いながらバスの窓から眺めています。
お正月初詣
年が明けると和の雰囲気がいっぱいになります。商店街で聞かれる音楽も洋楽から琴や尺八の演奏に代わり、着物を着ている人も見かけます。
お正月になると毎年近所の神社かお寺に初詣に行きます。今年は門戸厄神に行きました。このお寺にはあらゆる災厄を打ち払う厄神明王が祀られ、厄除け開運祈願で有名です。境内は人であふれかえっていました。
お正月のディスプレイ
門松は主に松と竹で作られていたものですが、最近はフラワーアレンジメントのように、華やかな花をふんだんに使って作られています。百貨店のディスプレイウィンドにはこの時期、大きな生け花が飾られ道行く人の目を楽しませてくれます。
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