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大阪七福神巡り(2)

スマートフォン、携帯電話をお使いの場合、横にしていただくと写真をストレスなく見ることができます。

 ここからは第2日目に回ったお寺や神社です。

5.四天王寺(布袋尊)
 四天王寺は593年に聖徳太子により創建されたという古いお寺です。その伽藍配置は「四天王寺式伽藍配置」といわれ、南から北へ向かって中門、五重塔、金堂、講堂が一直線に並び、それらを回廊が囲む形式で、日本では最も古い建築様式の一つです。(四天王寺については2023年3月22日付のポストで詳しくレポートしていますので、よかったらそれも見てください。) 古いお寺なので戦火や天災などの被害にあい、大阪大空襲では境内のほぼ全域が灰燼に帰してしまいました。しかし、戦後施設も徐々に再興され、今では創建当時(飛鳥時代)の様式を見ることができます。
 お参りした日がちょうど弘法大師の月命日の21日(弘法大師忌)でしたので、境内に露店が並び、たくさんの参詣の方が来られていました。
 布袋尊は、福や財をもたらす神様ですが、四天王寺の布袋尊は、乳布袋尊と言い、女性の胸に関する悩み(乳が出ない、反対に出すぎるなど)を聞いて下さるそうです。なんでも、この布袋堂がある場所には聖徳太子の乳母さんが住まわれていたそうで、その場所に建てるという由縁でこのような言い伝えがあります。

  • 御朱印

    石鳥居

  • 絵馬

    布袋堂(中は撮影禁止)

    市の人出

6.今宮戎神社(恵比寿)
 「商売繁盛笹もってこい」の掛け声で有名な十日戎は、年明け早々の1月9日から11日まで行われる商売人のお祭りで、大阪ではここ、今宮戎神社で盛大に行われ、3日間の人出は約100万人にも上り、毎年ニュースになっています。創設は600年、聖徳太子が四天王寺建立に当り、同地西方の守護神として建てられたと伝えられています。市場・商業の発展に伴い、商業の繁栄を祈念する神として厚く信仰されるようになりました。戦争下でも十日戎は開催され、福娘による福笹の授与も行われたそうです。
 えびす大神は、商売繁盛、漁業の神様です。

  • 御朱印

    本殿

    大国社

  • 絵馬

    本殿裏

7.大国主神社(大黒天)
 正式名称は敷津松之宮ですが、境内にある大国主神社に大黒天が祀られています。打ち出の小槌を持つお姿で、金運招福や商売繁盛のご利益で有名です。建物の前にある「狛鼠(こまねずみ)」にも注目してください。この大国主神社は1744年、神託により出雲大社の神を勧請して建設されたと言い伝えられます。
 大黒天は、五穀豊穣、子孫繁栄をかなえてくれます。

  • 御朱印

    境内

  • 絵馬

    大黒天

    社殿

 大阪の七福神巡りはいかがでしたか?これは、室町時代に始まり、江戸時代中期に盛んになったと言われています。お参りは1月の松の内がいいとか言われていましたが、最近はいつでも受け付けてくれるようです。大阪の七福神巡りの招待パンフレットを挙げますね。

 七福神巡りは、古くから伝わる日本人の信仰心の表れですが、同時に庶民の娯楽でもあります。神社やお寺の境内に入ると静かで落ち着いた雰囲気に包まれ、日頃のいらいらも少しは浄化されるかも。そして周りにあるお店や屋台でおいしいものをいっぱい食べてスカッとしましょう。

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